フジテコムについて

起源漏水探知の匠の技を支える
メーカーから出発

漏水や鉄管ケーブルの探知器・水圧や水流量の測定器の総合メーカーであるフジテコムは、1958年に創業。電気やガスとともにライフラインとして欠かすことのできない水道の整備が急務だった戦後の復興期、水道管から頻繁に生じる水漏れにいち早く目を留めたのが、創業者の森山政清でした。知識すら乏しいなか、先んじていた欧米各国の文献を踏破するとともに、先進国の機器を次々と分解して研究。センサーで捉えた音を増幅させて感知する仕組みに辿り着き、漏水探知器を独自で製品化することとなります。それはまだ、各市町村の水道局員が漏水調査を行っていた時代でした。そして製品を売り込む以前に、まず技術の啓蒙が必要だと考えた創業者の政清は、69年に漏水を防止する技術に関する専門誌を発刊。71年には1,650平方メートルの敷地に地中の環境を再現した技術研究所を開設。当初は水道局員を対象としたセミナーを実施していたその施設では、現在では国内外の技術者に向けた研修を開催しています。そして72年には水道局から漏水の調査とコンサルティング業務を受託したことを契機に、専門に請け負う調査会社を設立しました。

こうして創業から10年余りで国内トップシェアを確立するまでになったフジテコムは、世界有数となる日本の低漏水率化を支えてきました。以降、漏水探知分野だけでなく、電線・電話線・ガス管等の地中埋設ケーブルや管路施設を探査する技術、安定した水を供給するための水圧測定などの研究と機器開発を進め、現在に至ります。

かつて活躍したのは、"匠の技"と称された聴覚を備えた調査員でした。音聴棒という名の金属の棒の先端を対象物に当て、伝わる振動を共振させることで増幅させた音を聴き分けることで、漏水の有無と程度、箇所と範囲を探知していました。
これからも"匠の技"を受け継ぎながら、その先へ。
探知技術と製品開発。双方を兼ね備えたオンリーワンの総合メーカーとして、フジテコムは皆様ひとりひとりの暮らしを見守っていきます。

漏水音を聞き分ける「匠の技」を持つ、かつての漏水調査員。(昔の様子01_1969年2月号ローボ資料より)

主な取扱製品

漏水調査機器:漏水探知器、音圧監視システム、音聴棒、漏水判定器

管路探査機器:鉄管・ケーブル探知器、音波式管路探知器

埋設物探査機器:金属探知器、マグネチックロケーター

水圧・流量測定器:水圧データロガ―、水圧測定器、流方向計、流量計

工事用機器:マーカーロケーティングシステム、ロケーティングワイヤー、埋設標識ワイヤーシート、制水弁継足棒、ボーリングバー

監視システム機器:監視システム機器、遠隔監視クラウドシステム

その他機器等:残留塩素計、酸素濃度計、地中探査レーダー

Product Pick up

ノイズカット漏水探知器 DNR-18

車両が通過する音や動物の鳴き声など調査の妨げになる騒音を、デジタルフィルターが3段階で除去します。また本体に内蔵したメモリーに漏水音の最小レベル値を250箇所まで記録することができ、調査結果の保存・報告書への添付が手間も時間も掛けることなくできるようになりました。
現在、探査技術は革新的な進歩を遂げています。最新の機器は高精度はもちろんのこと、操作性・安定性に優れ、技術者の方々のみならず、どなたでも取り扱い易い仕様に。それは技術と機器が必要とされ役立つ、すべての場所に向けて。大型表示の液晶ディスプレイを備え、防塵・防滴構造。多くの機能がコンパクトにまとめられています。